エヴァンゲリオン劇場版Qを観ての感想と考察【ネタバレ有り】

エヴァンゲリオン劇場版３作目Ｑを観てきました。率直な感想は「何を観たんだろう…」このわけのわからない微妙な気持ちこそエヴァらしいとも言えます！

実は今回、観に行くテンションがあまり上がらなかったのです。今まではどれも公開初日に行っていたのですが、序・破を観る限り、映画っぽくわかりやすく父と息子の物語になっちゃってるし映像はすごいけど結局同じ事やってるだけでしょという気持ちになってしまい・・・自分の中でテレビ版の終わり方が一番好きなのもあって映画で観なくてもＤＶＤ出てからでもいいかもなと。

でもまあ誘われたし観てみようと思って映画館に行ってみたところ、なんだこれはと思いました。

以下ネタバレ有り。






最初、よかった～アスカ元気だ～と悠長なことを思っていました。でもその後すぐに思ったことは

「話がわからない」

ミサトさん？ミサトさんだよね？なんでそんな態度なの？

そう、まさに碇シンジと同じように自分も思ったのです。ココハドコ？ワタシハダレ？


テレビ版、旧劇場版、新劇場版とエヴァンゲリオンは公開されていますがエヴァは同じ事を繰り返してるループの物語なのかなと思っていました。魔法少女まどか☆マギカの如く。

だから序も破もテレビ版とも旧劇場版とも微妙に違うし、同じようなことを繰り返しながら碇シンジや他のキャラのちょっとした選択の違いで違う結末を描いたり、同じ話を違う視点で表現していると思っていました。


でもこのQはまったく違う話。エヴァのキャラを使った外伝的な作品、同人作品？と思うくらいわけがわからない展開。

宇宙戦艦みたいなのの艦長がミサトさん？ブンダー発進ヨーソローとか言われても・・・

そのうちこの艦長は、弾幕薄いよ何やってんのとか言い出すのでしょうか・・・




その疑問は一段落ついたときにやっと説明してくれました。「あれから１４年経ってるってことよ　バカシンジ」


ええええええええええええええ　なんじゃそりゃ～

アスカ・・・左目・・・　　「あんたには関係ない」


なんで歳取ってないの？「エヴァの呪縛」


綾波は？　「もう存在してない」


まさかこんな展開になるとは。


葛城ミサト、赤木リツコ、式波アスカ、マリ（ホネメガネ？コネメガネ？もちのろーん）はネルフから離れ、ネルフ壊滅を目的とする組織ヴィレに所属しているとのこと。

あわわ

このブンダー（ヴンダー）という戦艦が初号機？



もうゾクゾクするばかりでわけがわかりません！ｗ



そして碇シンジはヴンダーを襲ってきた綾波レイと共に脱出します。


「エヴァにだけは乗らんで下さいね！」



そしてシンジはネルフに戻るのです。